『Green Sparrow』
なぜこの店名になったのか? そろそろ語りましょうか。
むか~しむかし(ざっと20年ぐらい前)、あるところにサラリーマンがおりました。
名前は「さらりまんたろう」
まんたろうは、朝起きると身支度をして、会社に向かいます。
ちなみに朝ごはんは食べません。(今は食べてるけど)
会社までは自転車通勤(ということになっています)。1.5kmほどの距離です。
昔はもう少し離れた所に住んでいたので電車通勤でしたが、会社の近所に引っ越したのでした。
まんたろうの会社では、自転車通勤の場合、100m=100円程度の交通費が支給されます。
(このレートはガソリン価格と連動していて、90円になったり110円になったりします)
毎月だいたい1,500円ぐらいの交通費をもらえます。(自転車のメンテナンス代かな・・・)
しかし、まんたろうは歩いて通勤しています。
別にケチケチ野郎というわけではないんですけどね。
ではなぜ歩いてるのか?
それは、「自転車がパンクしたから」です。「理由になってない、直せばいいだろ」と。 ごもっともです。
だけどまんたろうは直しません。なぜかって?_「ものぐさだから」ではなくて、、、。。。なんでだろ???
「歩くことは体にいい」と思ったからです!(たぶん)
とにかく、パンクを理由に徒歩通勤を始めたのです。
自宅から会社までは最短ルートを通れば、だいたい20分ぐらいです。
まんたろうも、はじめのうちは会社に申請した最短ルートで通勤していました。
が、すぐ飽きてしまいました。ルート変更です。(ほんとは勝手に変えたらダメなんですけど、自宅から会社までの間の道だからたぶんOK)
自宅と会社は、四角形の対角線上にあります。
対角線に沿って道があれば、最短ルートはそれ1本なんですが、実際には格子状に道が走っているので対角に行く最短ルートはたくさんあります。
まんたろうは、路地裏などの新しいルートを開拓していきました。しだいに新しいルートで初めての風景を見ることが楽しみになってきました。が、そんな楽しみは長くは続きません。ほどなくしてルートをコンプリートしてしてしまったのです。
違うルートを発見する楽しみ、新しい景色を見る楽しみ、、、
まんたろうは「通勤とは直接関係ない」まったく別のルートの開拓を始めました。
話が長くなるので、続きはいずれ ・・・
『Green Sparrow』
なぜこの店名になったのか? 忘れた頃に続きです。
ちなみに、まんたろうの会社はフレックス勤務だったので、「業務に影響ない範囲で」事前に出社予定時間を連絡しておけば、出社時間は比較的自由に設定できました。なので、この頃はだいたい10時から10時半ぐらいに出社していました。
楽だった~
さて、そんな自由が利くこともあり、違うルートは時間制限がないも同じです。
まずは、うちの会社の最寄駅のひとつ隣の駅のほうに向って歩きます。会社の方向とは90度ぐらいずれてます。
この駅は普通電車しか止まらないのであまり使ったことのない駅ですが、ここの駅は某大手家電メーカーの最寄駅のため、朝はたいへん混雑します。
その人ごみに紛れてしばらく行くと、次第に彼らの集団もいなくなり、ひとりになりました。
このあたりから会社の方向に向かいモクモクと歩きます。
すると、大きなイチョウの木がある寺がありました。この寺のイチョウはその後も何度か見に行くことになりますが、秋にはとてもきれいに黄葉します。
この経路上には他にも寺や神社があってそこそこ楽しめました。
ここからは古い堤の上の道を行きます。この道は豊臣秀吉が作ったとのことで、東海道の最後のあたりになります。
なので、古い町並みの部分もあって、まんたろうが歩いてる頃は結構風情のある道でした。
「でした」というのは、この道も次第に変わっていき、最後にはマンションや近代的な家屋に建て替わってしまい、昔の情緒ある街並みではなくなったのです。
その道の最終地点が会社です。
守衛さんに挨拶してようやく出社。40~50分ぐらいかかりました。
このような散歩出社によって、「新しい発見」を楽しむことを覚えたまんたろうでした。
長くなったのでこのへんで。
次回、「まんたろうと変ななかまたち」
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪